RESCUE CHUTE

救助袋とは?

建物からの避難を支える、救助袋。垂直式・斜降式・ハッチ式の違いを整理します。

WHAT IS A RESCUE CHUTE

建物の階上から避難するために備えられる避難器具です。

救助袋は、火災などにより階段や通常の避難経路を利用しにくい場合に、建物の階上から地上または避難空地へ移動するために設置される避難器具です。

建物の構造、設置階、開口部、降下空間、避難空地などの条件を確認し、垂直式・斜降式・ハッチ式などの方式から検討されます。

日常的に使用する設備ではないからこそ、必要なときに使用できる状態を保つための点検、維持管理、訓練時の事前確認が重要です。

BASIC FLOW

救助袋を使用するときの基本的な流れ

実際の操作方法は、製品・設置方式・建物条件によって異なります。使用時や訓練時は、設置されている製品の取扱説明と担当者の指示に従ってください。

  1. 01

    救助袋を展張する

    格納状態を解除し、定められた手順で袋本体と必要な部分を展張します。

  2. 02

    入口と周囲を確認する

    入口金具、開口部、進入するための空間、地上側の状態を確認します。

  3. 03

    袋の内部へ入る

    管理者や訓練指導者などの案内に従い、定められた方法で内部へ入ります。

  4. 04

    下部出口から出る

    方式に応じて袋内部を降下し、下部出口から地上または避難空地へ移動します。

METHOD

救助袋の主な方式

方式は見た目や希望だけで決めるものではありません。建物条件、設置場所、避難空地、避難計画などを確認して検討されます。

建物外壁に沿って垂直方向へ展張する垂直式救助袋
VERTICAL

垂直式救助袋

建物の外壁に沿って、袋本体を垂直方向へ展張する方式です。袋の内部を通り、下部出口へ向かって降下します。

株式会社タカオカの「垂直式救助袋ヘルパーII」は、建物条件や設置階などを確認して製作する受注生産品です。

垂直式救助袋を見る →
建物から避難空地へ斜め方向に展張する斜降式救助袋
INCLINED

斜降式救助袋

建物の開口部から、地上または避難空地へ向けて斜め方向に展張する方式です。袋内部を斜め方向へ降下します。

建物から袋を展張するための空間と、下部を固定する位置、降下先となる避難空地の確認が必要です。

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床面や専用開口部のハッチから下方向へ展張するヘルパーハッチ
HATCH TYPE

ヘルパーハッチ

床面や専用の開口部に設けられたハッチから、救助袋を下方向へ展張する方式です。通常時はハッチ内などに収納されます。

ハッチの開閉状態、開口寸法、袋本体の収納状態、下部の空間などを確認することが重要です。

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COMPARISON

垂直式・斜降式・ハッチ式の違い

それぞれの一般的な特徴を整理しています。実際の設置可否や仕様は、建物条件、関係する基準、認定・型式情報などを確認して判断されます。

確認項目 垂直式 斜降式 ハッチ式
展張方向 建物に沿って垂直方向 建物から斜め方向 床面・開口部から下方向
避難時の動き 袋内部を垂直に降下 袋内部を斜めに降下 ハッチから袋内部へ入る
主な空間確認 降下空間・降着面 展張空間・避難空地 ハッチ下部の空間
主な確認箇所 入口、袋本体、下部出口 入口、袋本体、下部固定部 ハッチ、開口部、収納状態
ANXIETY / TRAINING

垂直式救助袋は怖い?

初めて救助袋を見る方や、避難訓練で使用する方が、不安や怖さを感じることは不自然ではありません。

不安につながりやすい理由

  • 袋の内部が外から見えにくい
  • 入口から身体を入れる姿勢を想像しにくい
  • 内部でどのように降下するのか分からない
  • 高い場所から下りることに抵抗がある
  • 初めて触れる設備で、操作方法を知らない

訓練前に、入口と出口の位置、袋の方式、降下までの流れを確認しておくことが、不安の軽減につながります。実際の訓練では自己判断で使用方法を変えず、担当者の説明に従ってください。

BEFORE USE

使用前・訓練前に確認したいこと

01

入口付近の空間

格納箱や開口部の前に、家具・荷物など使用準備を妨げるものがないか確認します。

02

展張する空間

垂直式では建物直下、斜降式では斜め方向の展張空間と避難空地を確認します。

03

下部出口と降着面

下部出口付近に車両、自転車、植木鉢、倉庫などの障害物がないか確認します。

04

表示と点検結果

使用表示板や操作説明を確認し、点検で指摘された不備が残っていないか確認します。

INSPECTION / REPLACEMENT

救助袋は点検と維持管理が重要です。

救助袋は長期間にわたり建物へ設置される設備です。設置環境や保管状態などにより、袋本体、縫製部、ベルト、金具、格納箱などに変化が生じる場合があります。

経過年数だけで状態を決めず、点検結果、認定・型式情報、各部の状態を確認し、必要に応じて取替を検討します。

主な確認箇所

  • 本体布・滑降布の状態
  • 縫製部・ベルト・補強部
  • 入口金具・取付金具
  • 格納箱・防水カバー・表示板
  • 認定証票・型式情報
  • 下部出口と降着面の状態
FAQ

救助袋についてよくある質問

Q救助袋は誰でも使用できますか?
A

使用方法や使用条件は、製品、設置方式、建物条件などによって異なります。訓練や実際の使用時は、設置製品の取扱説明と担当者の指示に従ってください。

Q垂直式と斜降式は自由に選べますか?
A

希望する方式だけで決めるものではありません。建物の構造、設置階、開口部、降下空間、避難空地、避難計画などを確認して検討します。

Q株式会社タカオカの救助袋に既製品はありますか?
A

株式会社タカオカの救助袋は、建物条件などに応じて仕様を確認する受注生産品です。既製品としての販売は行っていません。

Q古い救助袋は年数だけで交換を判断しますか?
A

経過年数だけでなく、認定・型式情報、点検結果、袋本体、縫製部、金具、格納状態などを確認して検討します。

Q株式会社タカオカへ直接見積を依頼できますか?
A

一般のお客様への直接販売、直接見積、図面作成、設置工事、取替工事は行っていません。取扱販売店または消防設備業者へご相談ください。

株式会社タカオカは、救助袋・避難器具・消防関連器具の卸販売会社です。一般のお客様への直接販売、直接見積、図面作成、設置工事、取替工事は行っておりません。救助袋本体、防水カバー、表示板などの購入、見積、図面作成、施工、取替については、取扱販売店または消防設備業者へご相談ください。

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PRODUCTS / DOCUMENTS

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製品ごとの仕様、取替検討、点検時の確認に役立つ情報を掲載しています。

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