垂直式救助袋は、建物の開口部などから垂直方向に降下し、避難するための救助袋です。
本資料では、垂直式救助袋の基本構成、主な部品、認定・型式情報、設置・取替時に確認すべき事項をまとめています。
掲載している仕様や部品構成は代表例であり、実際の仕様、寸法、納まりは建物条件、設置場所、既存設備の状況により異なる場合があります。
1. 製品の概要
垂直式救助袋は、避難時に袋本体を垂直方向へ展開し、内部を降下することで避難を補助する救助袋です。
設置にあたっては、開口部の位置、設置階数、降下先、周辺障害物、収納場所、既存設備の状況などを確認する必要があります。
株式会社タカオカの救助袋は、すべて受注生産品です。既製品としての在庫販売は行っておりません。
2. 主な構成部品
垂直式救助袋は、主に以下の部品で構成されます。
- 袋本体
- 入口金具
- 取付金具
- 格納箱
- 縞台
- 格納箱用防水カバー
- その他、設置条件に応じた付属部品
屋外に設置する場合は、設置条件に応じて縞台や格納箱用防水カバーが必要となる場合があります。
3. 主な部品仕様
入口金具
入口金具は、救助袋の入口部を構成する金具です。使用時に避難者が進入する部分となるため、設置条件や開口部寸法に応じて仕様確認が必要です。
代表的な構成例:
- 鋼管 34×2.3
- 鋼管 27.2×2.3
- ワイヤーロープ 8〜9mm
取付金具
取付金具は、救助袋を建物側へ固定・支持するための金具です。設置場所、取付部の状態、建物構造に応じて確認が必要です。
代表的な構成例:
- アングル 50×50×6t
- 鋼管 51×7t
- 平鋼 9t
格納箱
格納箱は、救助袋本体を収納・保管するための箱です。設置場所や保管環境に応じて確認します。
代表的な構成例:
- 鋼板 1mm厚
- クリーム色仕上げ
縞台
縞台は、屋外設置や設置条件に応じて使用される部品です。設置環境や納まりに応じて必要性を確認します。
代表的な構成例:
- アングル 50×50×4t
- 縞鋼板 3.2t
格納箱用防水カバー
格納箱用防水カバーは、屋外設置時などに格納箱を保護するためのカバーです。
代表的な構成例:
- ターポリン帆布製
- グレー色
4. 認定・型式情報
垂直式救助袋は、認定番号・型式記号により仕様が区分されます。
登録・表示にあたっては、認定証票、製品銘板、既存資料などを確認してください。
確認項目:
- 認定区分
- 認定番号
- 型式記号
- 製造時期
- 既存設備の状態
製品仕様・製造時期・設置条件により、認定番号・型式記号が異なる場合があります。正式な確認は、認定証票・製品銘板・取扱販売店または消防設備業者を通じてご確認ください。
5. 設置・取替時の確認事項
設置・取替を検討する場合は、以下の情報を確認してください。
- 建物用途
- 設置階数
- 開口部の位置
- 開口部寸法
- 降下先の状況
- 収納場所
- 既存設備の有無
- 認定証票・型式記号
- 既存設備の写真
- 点検結果や指摘事項
取替・更新の場合は、既存設備の型式、設置年、収納箱、金具類、袋本体の状態を確認してください。
6. 所轄消防署・消防設備業者への確認
救助袋の設置・取替・更新にあたっては、所轄消防署への届出・確認が必要となる場合があります。
設置可否、必要な仕様、既存設備との適合、取替方法などについては、取扱販売店または消防設備業者を通じて確認してください。
7. ご注意
本資料は、垂直式救助袋の基本的な確認事項をまとめたものです。
掲載内容は代表例であり、すべての現場にそのまま適用できるものではありません。実際の仕様、寸法、納まり、必要部品は、建物条件、設置場所、既存設備の状態、所轄消防署の確認内容により異なります。
株式会社タカオカでは、製品に関する基本情報を掲載しておりますが、現場調査、設置可否の判断、施工、取替工事、消防署との調整は行っておりません。
設置・取替・更新をご検討の場合は、取扱販売店または消防設備業者へご相談ください。