本器機は避難用として設置されているものですから非常時(訓練)以外には絶対に使用しないで下さい。
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1.必ず救助袋の付近には物を置かないようにして下さい。非常時に使用できないことがあります。 |
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格納箱を取り除くには
(1)上蓋の取手をもって上に持ち上げてください。
(2)前板の取手をもって少し上に持ち上げて外して下さい。
このとき側面板を左右に広げておくと器具の取り扱いが容易にできるようになります。
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2.必ず地上の安全を確認してから砂袋を投下してください。 |
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収納されている救助袋の上においてある誘導ロープの先についている砂袋を地上に投下し、袋全体を誘導できるようにして下さい。
このとき救助袋の収納ベルトを外しておいて下さい。
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3.必ず袋本体を降下させる時に器具の前面に立たないようにして下さい。 |
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地上の安全を確認した後、誘導ロープのついている袋本体の出口部分から先に降下させて下さい。袋本体の自重で自然に降下していきます。
このとき袋本体が取付金具や人体に引掛からないように注意して下さい。
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4.必ず入口金具を展張させて下さい。 |
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袋本体が最後まで降下してから入口金具を手前に持ち上げて回転させて下さい。
このとき入口金具の前面に立たないで側面から操作して下さい。
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5.必ず降下する前に地上の安全、袋本体や金具が正常に展張されているか確認してから降下して下さい。 |
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入口金具の中に入るときは足から降下できるような姿勢で中に入って袋入口部分の枠に腰を掛けた状態で金具上部についているロープをもって足から中に入りぶらざがって下さい。次にロープをはなすと降下していきます。
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6.必ず降下するときは足を広げたり、ひじをはったりしないで下さい。 |
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降下する姿勢は手を上にあげ、足をまっすぐにして閉じた状態で降下して下さい。
このとき、靴や靴下等のはきものによって降下速度がかわることがありますから注意してして下さい。
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7.必ず袋本体から出るときは、外の安全を確認してすみやかに避難して下さい。 |
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袋本体の出口部分に着地してから外に出ようとするときは出口部分のマットの上に腰をかけた状態で出て下さい。
このとき立ったまま出ようとすると袋本体が後ろに逃げ転倒することがありますから注意して下さい。
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